第百九十九夜 大晦日 

大晦日(おおみそか)なので粛々としたこのネタで。
 
大晦日の語源を調べてみました。
http://seikatunotie.fc2web.com/geturei.html

 晦日(みそか)、三十日(みそか)とはその月の最後の日のことで、

もともとは陰暦(月の満ち欠けをもとにした暦)で三十日のことですね。つごもり(晦)というのは、
http://www.google.co.jp/search?q=cache:-Lp-pcArtV0J:www.matsuzakaya.co.jp/kurashi/kura/kura.shtml+%E3%81%A4%E3%81%94%E3%82%82%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%AF&hl=ja
キャッシュ落ちしてます。早すぎです。まだこの日記を書いている時間では12月なんですけど。

大晦日 一年の最終日です。30日を「晦(つごもり)」というので最終日はおおつごもりともいいます。一般には年越しそばを食べ、そばのように長く幸福にと願いながら新年を迎えます。
※つごもりとは陰暦では月末に月が出ないことから、「月隠り(つきごもり)」といわれたものが、月が出ないと暗いのでその意味をもつ晦の字が充てられました。

つきごもり→つごもり→晦(漢字に)→三十日と読みが入れ替わって「大晦日」と書いて「おおみそか」と読むようになったようですね。
 
ちなみに英語では何て言うのでしょう?
 
goo辞書で調べてみたところ、

おおみそか 大晦日


大晦日に on New Year's Eve.

でした。直訳すると「新年の前の日」、ということなので12月最後の日を表現する一般的な言葉は無いということでしょうか。こういう言葉はやはり日本語の方が圧倒的に豊かですね。

大が付くのは一年の最後の三十日だからでしょうね。12月は正確には三十一日なのですが。なので正確に発音を付けるとすると・・・・、
「おおみそいちにち」
・・・
風情が無いですね。おおみそかを大三十日と書かずに大晦日とした先人には頭が下がります。