第百五十六夜 本屋

人力検索はてなを見ていたらふと、気になる本が目にとまりました。

「自己催眠術」松岡圭祐 PHP
記憶力・集中力を高め、禁煙・ダイエットも思いのまま!!


タイトルはちと怪しげですが、「禁煙」が思いのままというのに引っかかりました。でもなあ催眠術系か・・・と思いながら、著者名を見てやっぱり欲しくなりました。「催眠」 「千里眼」で元カウンセラーという異色の経歴を持つ小説家です。この二冊は読みましたが、正確な心理療法等の描写はとっても信頼がおけます。
 
 
アマゾンのレビューでもそういう催眠、という言葉の怪しげな認識を改めさせてくれたというようなコメントが見られます。
 
 
というわけで、大型書店に向かいました。
・・・
・・・・・
・・・・・・・・
新宿でもデカイ方の書店に行ったのに見つかりません。しくしく。
 
 
 
しょうがないので結局アマゾンで購入しました。しかもUSED版。
送料が痛いですが、本の在庫を検索することができる、というのはとてつもなく便利です。図書館の蔵書管理と同じような便利さですが、返却が無い代わりに新刊がとてつもなく多いという点で、図書館より数倍大変な作業だと想像されます。


で、本が手元に届いて、「この手の新書本じゃ、発売から7年もたったら書店には並んでないよなあ」という形式のものです。USEDとはいえ、よく手に入ったものだと逆に関心しました。
 
では今後はずっとこういうネット書店が幅を利かせるのでしょうか?
BK1もスタートし、(初回特典に釣られて早速利用してみた)アマゾンに対抗するようなネット書店が新興しつつあります。一定額を超えれば送料無料。しかも本というものは、その特異な性質上(再販制度という悪癖)、金額が一定です。小売書店が値段で勝負することはできません。特に重い本や定期購読を決めている雑誌などネット書店で買うメリットが高いものはいろいろあります。そのうちトウハンやニッパンが倒産するような事態が起こるやも知れません・・・。
 
 
でもやっぱり書店にいくことは私にはやめられないようです。一週間ぶりに自宅でゆっくりできる時間がとれたので、たった今からも本屋さんに出かける予定です。大体、10日、25日前後には目当ての作家の本の新刊が並んでないか探すのもまた楽しみだったりするので・・・・。


でもなにより書店で買うと、
カバーを付けてもらえる!!
それだけでリアルの書店街はやめられないかも。