第百十四夜 不正アクセス禁止事件
昼間アサヒコムのニュースを見ていたら「他人の家の無線LANのホストを経由して学校のネットワークに不法侵入した事件」の速報が載っていた。最近はやりの無線LANだが、設定をちゃんとしとかないと危険なこともあるよ、という話だったのだが、先週細君の実家で同じように入り込めてしまったばかりなのでこりゃ他人事じゃないなあ、と本文を探しておりました。
検索使わずにアサヒコムを斜め読みで。
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別なニュースに気をとられてしまいました。
http://www.asahi.com/national/update/0609/005.html
1年間のネット監視で和解 不正アクセス禁止法違反事件
元京都大学研究員河合一穂被告(40)=保釈=による不正アクセス禁止法違反事件で、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(東京都文京区)は8日、河合被告が不正に引き出した個人情報が流出していないかどうかを調べるため、河合被告がインターネット掲示板を今後1年間にわたって毎日1回程度監視することで、同被告と和解したと発表した。協会が先月、京都地裁に対し、河合被告にネットの監視を義務づける仮処分を申請していた。
一日一回の掲示板監視って・・・・それって、罰則なんですか?
というか事件の経緯を全く知らない私にはこれがどの程度のことを意味するのか想像もつきません。ここしばらくネット社会からすこーし回線の細い生活をしていたのでこういう話題についていけないことがままあります。調べてみました。
http://www.josephandleon.co.jp/seimei.html
声明 officeこと、河合一穂の逮捕にあたって
被害にあった会社の声明文が社長名義で掲載されてました。
http://www.askaccs.ne.jp/security_2003.html
経緯が載ってました。
http://biz.nifty.com/news/nk/page.jsp?file=20040205_5&no=0
なんとなく人間像がつかめてきた・・・。
と思ったら・・・
はてなのキーワードに入ってました。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%CF%B9%E7%B0%EC%CA%E6?kid=31591
しかもダイアリーユーザーだったようです。
どうやら無知なのは私だけのようです。
しかしこの方、ネット界では超有名人だったようです。96年、97年ころにマイクロソフトやネットスケープのソフトのバグやセキュリティーホールを警告している、という記事があちこちで見られます。実名のまま・・・・なので私でも簡単に判別できました。
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ところで当初の目的のニュースが見つかりました(アサヒコムのサイト内を使った)。
http://www.asahi.com/national/update/0609/022.html
無線LANの犯罪悪用確認 迫られる安全対策
しかしこの手の犯罪、研究所や学校関係者に多いような気がするのは私だけでしょうか? だとすると技術的な問題だけでは無いと思うのですが・・・。
ところでこの記事の下の方に無線LANについての説明がありました。
・・・〈無線LAN〉 LANは複数のパソコンで、一つのインターネット回線やパソコン内に保存された情報を共有するために使われる。無線LANは電波などで情報をやりとりするのでパソコンと送受信装置を結ぶケーブルがいらない。
「電波など」の「など」って何でしょう・・・?