第四十二夜 初めての人力検索〜その後

先週、人力検索はてなにて行った私の初めての質問
http://www.hatena.ne.jp/1078642094

検索サイトで目的のサイトをさがすにあたって、例えば○○の意味をさがすときに、検索窓には「○○とは」と入力するような、検索の極意、というかTIPSのようなもの知ってたら教えてください。具体的にその方法を示しているサイトを紹介してくださると尚よいです。

但し検索サイトのオフィシャルヘルプに既に提示されているようなものは除きます。
例 http://www.google.co.jp/intl/ja/help.html などのページ

の結果報告です。(質問に至る経緯は第一夜および第三十三夜参照)

総評としては、コメントにも記載したとおり思った以上に真面目な回答が並んで逆に驚きました。一人くらいは罵倒のコメントが入るのを覚悟していたのですが、はてなのユーザーモラルの高さを再認識した結果になりました。この手のサイトの老舗であり、ユーザーの進歩と共に歩んできたはてなの良い面が出たように思われます。

さて、今回上がったTipsのまとめをしたいと思います。
大まかに私の方で分類しました。

・一次検索の結果のキャッシュから、検索語を追加修正 (2)
・優良なサイトは優良なリンク集を利用 (3)
シソーラス検索などの関連する複数語検索 (3)
・スペースを挟む挟まない等、語句の完全一致を見直す検索 (3)
・イメージ検索を利用して絞る (1)
・site:go.jp などで目的のサイトを絞る (1)
・英語を効果的に利用 (2)
                      括弧内は言及回数

まず誰でもとっかかれそうな方法としては、一字検索の結果のキャッシュから検索語を追加修正する、ですね。
まあこれは経験則から皆さんやってるかと思いますが、早く検索を済ませるには最も有効ではないかなあ。
自分で検索語を考えるよりも客観的な類似のキーワードを拾っていけるし、検索の展開も見込める。

ついでは、優良なリンクを利用する、ですね。でも優良なサイトを見分けるのがまず必要になるので、これは日々の情報収集が不可欠でしょうか。
ここなら安心! といえる定期的に更新されているサイトですね。やはり大学(ac.jp)や政府系機関(go.jp)をあたるのが最初でしょうか。

少し高度な手法として類義語(または敢えて反義語)をあらかじめ想定して複数語検索を行う方法ですね。目的のサイトを上位表示させる可能性がぐっと高まりますね。

少し意外な手法だったのがイメージ検索を利用、というもの。どこかで「博打なやり方だが、場合によっては・・・」と書かれていたのを見たことがあるが、煮詰まったときには変化球として持っておくのはいいかもしれない。

概ね満足できる結果でした。回答いただいた皆さん「はてなでこんな質問するなんて!!」と思いつつ傍観いただいた皆さん、ありがとうございました。
(まあ裏でこんなことしてるとは思ってないでしょうが・・・)


検索エンジン関係の書籍を参考にするのが一番、という意見もあったがそれを見てしまうとこのサイトの存在意義が無くなってしまうし、書籍からの引用をしてしまうと著作権の問題やら、面白みに欠けることになるやら、あまりいい結果が想像できないので、ここはやはりネット検索に絞って情報を集めていこうと思います。

本買うのが馬鹿らしいんじゃないかって? いやそういうわけではなく・・・。
まああんまり技術的な本じゃ今のネット事情の移り変わりについていけないかなあ、とは思ってます。