第二十八夜 落日のウェブログ
でかいタイトルを掲げてしまいました。
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ちょっと後悔。
今後、googleの検索結果からウェブログの順位が下げられる、というお話です。
http://www.sem-research.jp/sem/google_2004/20040301223008.html#more
(英語のページが苦手な人には特に、ほんといいサイトですここ)
この表記どおりの変更なら、急激に影響が出るブログとそうでないブログに分かれるとは思いますが、
そんなのはまだ分かりませんね。何せgoogleは上位表示のためのプログラム内容を公表してきていませんし、これからもそうするつもりはなさそうですから。
これまで掲示板やウェブログは他のサイト構成に比して、上位ヒットしやすい仕組みになっていました。
製作者が意図する、しないに関わらず、です。
2ちゃんねるのときと同様危惧されてきた問題ですが、やはりgoogleは対策をとってきたようです。
個人的には検索結果がより使いやすいものになるだろうと喜んでいますが、中にはヒット数減少に泣くサイトもでてくると思われます。
昨日付けの日記にも画像直リンクの問題として、はてなサイトにガイドラインが必要、と提唱しましたが、この問題でも受身ではなくはてな側になんらかの対策が必要だと思われます。安易に上位検索に上がってきてしまうウェブログのシステムそのものの修正です。
さて、さらに、ブラックリストに載らないための指標としてこんなことが書いてありますね。
・偽りのコンテンツを掲載しないこと
・クローキングをしないこと。
・「量」だけでなく「質」の伴ったリンクを獲得すること
クローキングという言葉が出てきました。新語なので調べてみましょう。
googleで検索です。 クローキング
分かりやすいのが三つ目にありました。
http://www.sem-seminar.com/glossary/e_cloaking.html
裏表のあるページということですね。googleのクローク対策用に別のページを同じ場所に作ること、という意味あいでしょうか。
逆に言えば、この手法は現状のgooglebotのアルゴリズムでは自動では省けないということを示していると思われます。
で、ウェブログのシステム上の問題として
・偽りのコンテンツを掲載しないこと
については問題ないと思いますが、
・クローキングをしないこと。
・「量」だけでなく「質」の伴ったリンクを獲得すること
については(はてなを含む)RSSのシステムはgoogleのガイドラインすれすれではないか、と私は考えてます。キーワードによる多重のリンク、更新監視のためのはてなアンテナのようなシステム・・・同一のウェブログプログラム内のリンク構造です。
RSSが市民権を得ていることによって黙認化されていますが、googleがいつまでもこの現状を放っておくとは思えません。いづれ落日のウェブログが現実味を帯びてくる日がくるかもしれません。そしてその動きはひとたび始まれば怒涛のごとく流れ出すでしょう。
ちなみに私のサイトにはコメント欄をオープンにしてますが、書き込みは未だにありません。
なので今回のgoogleの対策には影響を受けない可能性が高そうです。
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でもやっぱコメントは、ほしーな(ボソッ)