第百六十九夜 赤い羽根
毎年恒例のあの時期がやってきました。
なんの後ろめたいこともないのに駅の改札を下を向いて通り過ぎなければならないあの一週間が・・・。
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赤い羽根の共同募金週間です。
別に募金を集めるのはいいのです。目立つように駅の改札付近ではってるのもまあいいでしょう。
でも年端もいかない子供を並べて、
「赤い羽根のきょーどーぼきんにごきょーりょくくださーい!!」
と連呼させるのには辟易です。
ひねくれものの私なんかは返って避けてしまいます。
むかーし赤い羽根の共同募金は使途不明部分があるので募金しない、と言った話を聞いたことがあります。この機会なので調べてみました。
http://www.akaihane.or.jp/index2.html
立派なサイトができてますね。
↓用途の詳細チェックのページ
http://www.akaihane.or.jp/hanett/index.htm
どうやら去年あたりから公開しているようです。上記のようなよくない噂を払拭するためのようです。
主催団体は・・・中央共同募金会というところです。沿革とかないかなあ、と見てみたら・・・・
http://www.akaihane.or.jp/what/toukei00-japan.html#%96%F0%88%F5%96%BC%95%EB
ありましたね。
1947年の設立(社会事業共同募金中央委員会)のようです。戦後すぐですね。
ついでに赤い羽根の由来も調べてみました。公式サイトでは見つけきれなかったので別のサイトから。
http://www.fukushi.yachiyo.chiba.jp/akaihane1.htm
共同募金のシンボル(赤い羽根) 赤い羽根は、イギリスでは三銃士やロビンフッドが帽子につけて活躍し、真の騎士道精神を持った者だけが兜につけることを許されたそうです。
アメリカでは、インディアンが勇者のシンボルとして冠ものにつけ、また、中国では、地域のために貢献した者に不滅の名誉として与えられました。
世界中で、正義や勇気の象徴として赤い羽根が用いられたことに由来し、アメリカの共同募金で善行の証として「赤い羽根」が使われたのが始まりでした。
騎士道精神の現れですか・・・。
じゃあこの時期毎年赤い羽根を付けずに歩いてる私は・・・・。