第百六十二夜 CCCD
http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200409170259.html
エイベックス、CDコピーコントロール機能採用を弾力化
winnyやWinMXの影響からか、大幅に販売数が落ち込んだCDの巻き返しにと、投入されたCCCD(コピーコントロールCD)。
そもそもCDという名称がついてはいるもののCDですらない。
CDの規格外の品物である。
ええっとその辺のソースを逆引きして・・・
http://e-words.jp/w/CCCD.html
ありました。E-ワード便利っすね。
流れはネット販売に向かっているのにCCCDはそれに逆らうものでした。エイベックスもそれを感じての撤退でしょう。このままいけばプロ野球のストと同じ状態になりそうです。
パソコンを使うようになって10年近く経ちますが、ここ数年はCDを音楽デッキに突っ込んだ記憶がありません。もっぱらパソコンのCDトレイのみです。それも最初の一回だけ・・・。WMPかRealPlayerにコピーさせてお仕舞いです。だってその方が管理が楽なんだもん。CD入れ替えるのも面倒だし。
本屋の回で「本屋さんが潰れることはないだろう」と予想した私ですが、逆にCD屋さんは無くなる・・・とまではいかないまでも今後数年で急激に縮小していくと思われます。販売数は軒並み落ち込んでるし、ミリオンを売るようなCDをとんと見かけなくなりました。
ではネット配信にすぐに移行できるのか!? というとそれもまた疑問。日本の流通業界に横たわる悪しき習性がなかなかそれを許さないやもしれません。仲介業者の反発やそれを保護せざるを得ない音楽業界・・・・。
CDが売れなくてもネットで商売ができるような社会になれば、事はもっと簡単になるのかもしれません。
一部実験的にやっているのを見たことがありますが、コンサートのネット配信。
これは売れます!!
本来チケットを買って会場に出向かなきゃ見られなかったコンサートが自宅に居ながらにして見ることができるなら・・・十分お金を払って視聴者がつくことと思われます。ハードウェアの買い替え需要にも繋がるし、高速回線への移行も進むと思われます。
どうでしょうね?
CCCDといえば登場当初、PCでなんとか再生できるようにならないものか! という企画をどっかで見たような記憶があります。初期のCCCDには盤面の裏を見ると「溝」のような色の違う筋の部分があり、そこが通常のCDと根本的に違う部分で、その部分の情報があるためにPCで再生できない、という理屈を逆手に取った方法だったのですが・・・・。
http://nich.e-city.tv/
さがしてるうちにへんなのが出てきました。まあCCCDはなくなるみたいだしまあいっか。