第七十四夜 googleのあとにくるもの

alpinix2004-04-12

先日とりあげたアルジャジーラのホームページ、英語版がちゃんと存在するようです・・・。
そりゃそうだよな。
http://english.aljazeera.net/HomePage

でも最近できたばっかりのようです。
よかった。なんとか読めます。
で、ニュースサイトっぽく、電子ミニ投票とかありました。

A year after the toppling of Saddam do you think the US was right to lead the invasion of Iraq?

Yes :
29%
No :
67%
Unsure :
4%

Number of pollers : 73811

ちなみに僕は○○と入れました。まあアラブ世界ならさもありなん、もっとNoが多くても不思議じゃないですね。

ちなみに面白いと思った記事は・・・

An Egyptian woman who posed topless for $10,000 in Dubai has been jailed for one month along with two male accomplices.

http://english.aljazeera.net/NR/exeres/29B0A1B2-AFC7-42CC-9C8B-40780DFE47AD.htm

日本じゃ考えられないですね。このノリで行くとid:shi_moさんあたりは懲役150年とかくらっちゃいそうです。


ええっと珍しく英語サイトなどを巡回して遊んでますが、今回の本題へ。
まあ免疫つけるためとでもしときましょうか。
googleのあとにくるもの、として注目を浴びてきたのが、従来のロボット検索で拾いきれなかった電子文書などを検索できるシステムらしいです。
以前にも少し取り上げましたが、今回は、特定の固有サイトの名が挙がってきました。

人気高まる、科学分野専用の検索エンジン『サイラス』

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20040412303.html
サイラスというそうです。まあ見る前から分かってるんですが、日本語非対応です。
その意味で練習も兼ねて英語ニュースサイトで肩慣らしだったんですが。

トップページは、
http://www.scirus.com/srsapp/
です。シンプルなエンジ系のデザインです。検索エンジンフェチには堪らないデザインですね。垂涎ものですね。
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嘘です。そこまで僕は堕ちてません。
で、早速使ってみましょう。
物が学術系の検索なので、ちと考えました。ちとおこがましい上に恥ずかしいですが、私の卒業論文でとりあげた歴史上の人物名を検索キーにして実験してみましょう。
Albrecht Wenzel Eusebius von Wallenstein
アルブレヒト・フォン ワレンシュタイン

えーと我ながらかなりマニアックな人物なので恐らくこのブログをご覧の方は「誰!?」と問いたくなるでしょうが、そこは我慢してお付き合いください。フルネームで検索してもうまく行かなかったので、「Wallenstein」でgoogleと比較してみました。

google ・・・・ Wallenstein の検索結果 約 124,000 件中 1 - 10 件目 (0.17 秒)
scirus・・・・6,422 total | 1,167 journal results | 5,255 Web results

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・・・・・

ええっと、多分googleは質より量なんだとおもいますっ!!
一件一件吟味していけばきっとscirusの方が有用なはずっ!!
はっ、すでに検証できるほどの歴史的知識も英語読解力も・・・。

ああ思えばあのころにこネット検索なんていう便利なものがあればなあ・・・図書館地下の閉架書庫を一個一個空けていった思い出が蘇ります。でもそれはそれで面白かったけど・・・というかすでにその頃から私は「探す」ことにフェチだったのか!