第五十九夜 終焉のはてな

こんな記事発見!!

ネットで人権侵犯、すぐに受理…法務省が手続き改定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040326-00000004-yom-soci
「はてな」で問題になりそうなのがこの個所

 例えば、インターネットの電子掲示板に、プライバシーを侵害する事項が掲載されたとの申し立てがあった場合、人権擁護局長は速やかに対応するため、関連する法務局に共同調査を指示し、掲示板の開設者に削除を求めることができるようになる。
 また、事件の処理結果を被害者に知らせる制度を新設する。現在は、特別事件や被害者からの要望があった場合に結果を通知しているが、新規程では、すべての事件の結果を通知することを明記する。

人力で不適切な質問が上がった際に「はてな」管理サイドが気づく前にタレコミがあった場合、法務局経由で削除指令が出される恐れがある。まあそこまではいいのだが、はてなが自浄努力でそういう問題を解決できなければ、法の名の元に「はてな」に検閲が入ってしまう。しかも検閲者は人力を閲覧する全てのユーザーなのだから管理者サイドがいくら監視してても追いつくのはちと厳しい・・・。

人力ではその手の問題をとりあげた活発な論議がいくつか連発しているが、そういう自浄努力でよくなっていって欲しい。そのためにも模範となるような楽しくて誰でも参加できるいい質問をまた考えたいと思う。

ところで人権侵犯の問題で、愉快犯が検索エンジンのクロールのように危険キーワードを自動的に発見するプログラムなど投入してくるかもしれない。そうでなくとも時間を持て余したネットサーファーがばんばんタレコムかもしれない。グレーゾーンにあるサイトなどいくらでもあるのだ。そうすると、最初にパンクするのは法務局かも・・・・。