第ニ十夜 googleツールバー

先日、女性の知り合いが我が家のパソコンで検索をしようとして一言、
googleツールバー無いの?」
ちょっとびっくりしました。
ちなみに私はツールバー系のものを付加させるのは好きではないし、
googleサイトにジャンプするというワンアクションがそれほど億劫に感じたこともなかったのでインストールしていません。
そんなの今から入れてる人はまだ少数だと思っていた上に、その質問をした人が女性だったからです。
断っておきますが偏見ではありません。男性の方がそういう「一手間省くためのツール」に敏感だと思っていたからです。

今回は前回の日本語ドメインに関連するものなのだがそういうgoogleツールバーのお話。
そもそもgoogleツールバー、ユーザーの手間を省かせるためのもの。
(そんなに手間省けたとは思えないけど・・・)
そしてGoogleの目的はもちろん、
全世界の検索トラフィックを自社エンジンに集約させる、ことです。それによって広告収入が増えるしね。
日本語ドメインも登録料金収入を求めてサービスに踏み切ったようですが、こちらの方がよりユーザー寄りのシステムに思えます。
でもその分えげつないとも思えますが・・・。

各検索サイトやマイクロソフトも追っかけて似たようなものを作ってくると思われますが、このツールバーによって、
googleはますます検索市場を一手に握りそうです。
でもgoogleの本当の戦略はその先にあるそうです。それは、

デスクトップ検索

だそうです。

もはやブラウザも使わせない!!

マシン起動→そのまま検索

ユーザーはどんどんツールバーを作成したサイトに集約されていくわけですね。
一極集中。
個人的にはあんまりいい気分ではないです。
日本語ドメインとは逆に、どんどんユーザーに便利にしていくことによってうまく集約できそうですが。

そのうちどんな画面からでも
「一発検索ボタン」付きキーボードなんかでるかもしれません。
きっと売れないでしょうが、
マイク■ソ■トとか出しちゃいそうで怖いです。