第二夜 「goo」日本語自然文検索、始まる

http://labs.nttrd.com/
 http://help.goo.ne.jp/info/n_release/n_040205.html
『2月5日、ポータルサイト「goo」上で日本語自然文検索サービス「Web Answers」の共同実験を開始〜話し言葉調の自然な表現による質問を即座に解析し、検索結果を的確に提示する新たな検索手段〜』
と発表した。おお、凄い、素直に感動しました。
gooは検索市場に登場した当初、私のトップページを永らく占拠していました。当時検索サイトと言えばYahoo王朝の時代。その中であえてyahooを使わないのは反骨精神、反東京思想の強い関西人みたいなもんやで。
でもその思いはすぐに崩れ去りました。RCサクセションが実は忌野清志郎だと、知ったときに思いは似ています(!?)。
そう、gooのバックがNTTだということを知ってしまったのです。それでもYahooよりはいい、という思想の元にGoogle登場までは私の中では主流の検索サイトでした。
でも最近はめっきりご無沙汰しておりました。だってgoogleに慣れちゃうと、使いにくいんだもん(google八分等、全く問題無しというわけではないけど)。
ここ数日、CMでも露出度が上がってきました。検索エンジンのgoogle、ポータルのYahooの牙城を崩すべく、gooが再び立ち上がったのです。それが、この自然文検索!!
って、よくワカンないんだけど。
ようは適当な日本語で質問してもちゃんと解答がでてくるという検索なのです。
前置きはこのくらいにしまして、早速試してみました。この結果如何では検索市場の勢力図が書き換わるかもしれないという恐ろしい実験です。

質問文例などを読んだのち、私は検索窓にまずこう入れました。
「日本で10番目に高い山は?」
わくわく。
・・・・


とても見られた代物ではありません。(結果を知りたい方はご自分で試してみてください)
続いて少し質問を変えてみました。どうもこの検索、単語ごとに文章を区切ってあいまい検索をかけているようなので「10」というひとつの数字を「1」と「0」に分けて考えてしまっているようなので、
「日本で十番目に高い山は?」
としてみました。
・・・
今度は自信無さげながらも解答が表示されました。というかほぼ自信度ゼロ。
その答えは・・・

十勝岳

まんまやんけー!!(もちろん不正解です)
さらに「※正しい回答をご存知でしたら入力してください。」という項目はなんじゃー!!

(ちなみに昼と夜に同じ検索をしたところ結果が変わっていました。今はもう上記のようなベタな間違いはしません。変わりにもっと遠くなりました。時間が経つと変化するようです)
どうやらgooの自然文検索はみんなでこれから育てていくア○ボのようなものらしいです。

こうしてgooの一夜にして検索市場の勢力図を引っ繰り返すという野望は潰え去りました。だがまだこれからだ、頑張れgoo!! でも私は明日からまたgoogleに戻ります。暫くしたらときどき様子を見に来ます。
なぜって?
私は育てゲーは得意じゃないんで・・・。